援助交際と逆援助交際
そもそも、援助交際の流行の先駆けになったのはインターネットが普及していない1980年代『テレクラ』と呼ばれる、援助をもとめる女性が、電話を通じて男性とアポイント(会う約束)を取り性的関係を持つ、という交際の流行がありました。
それから徐々に、ポケットベルや携帯電話などといった、通信機器が流通し匿名性が高いことから、女子高生など若い層の女性が、親や友人に知られず大人の男性とやりとりができると言う事で、援助交際専用の通信ダイヤルや掲示板、インターネットサイトで募集を募り、金銭を得る若い女性が増加し援助交際の流行は社会現象化にまで及びました。
その援助交際の流行は、まさにバブル社会の余韻が残る80年代後半から90年代初頭、男性が社会の主であり、『男性が日本の未来を担う』男性が強い社会でした。
この時は「働けば働くほど金銭が舞い込む」と呼ばれるほど金銭が溢れていた時代ですので、男性にとっては欲しいものは何でも買え、もちろん、それは「性の関係」も含まれていました。
しかし、金銭を性の関係につぎ込む男性に報いが来たのか、バブル崩壊と言う現実が眼前に迫ると、今まで強がっていた態度はたちまち弱気になっていきました。
その意欲の消失を癒す為、女性との援助交際をする事によって紛らわしていましたがその事によって更なる地獄へと追い込まれていく事になるのです。
このバブル崩壊での、男性の社会的立場の弱体化、女性に癒してもらいたいという身勝手な欲望で女性を意のままに操った事が、後に社会的地位が覆される要因になるのでした。